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06192026
Category: 屋外広告物

屋外広告士とは?資格の概要と役割について

屋外広告士とは?資格の概要と役割について

はじめに|屋外広告士とは何か

屋外広告士(おくがいこうこくし)とは、屋外広告物に関する法令・安全・構造・管理の知識を備え、屋外広告を適切に取り扱えることを証明する専門資格です。

資格の取得には、屋外広告物に関する体系的な知識の習得が求められ、屋外広告物条例の解釈から、構造的な安全基準まで幅広い専門性が問われます。

【屋外広告士の受験資格について】
屋外広告士を受験するには、屋外広告業等に従事し、満18歳以上かつ実務経験3年以上が必要です。なお実務経験は、広告板・広告塔・ネオンサイン等の製作や設置など施工に携わった経験を指し、実質の最低受験年齢は21歳となります。

屋外広告士の資格がカバーする専門領域

屋外広告士は、以下の専門領域について一定水準以上の知識・能力を有することが認められた資格です。

1. 関係法規(屋外広告物法・条例など)
屋外広告物法や条例を中心に、許可が必要な広告、禁止場所・禁止物件、表示基準、手続きや罰則など「出してよい広告を適正に運用する知識」

2. 設計・施工(構造設計、設置工事の知識)
看板の構造(風圧や荷重)、支持方法、基礎、材料、施工手順、点検・安全管理など「壊れない・落ちないための技術知識」

3. 広告デザイン(色彩・意匠・素材、都市/広告景観)
色彩・書体・レイアウト・素材選定に加え、視認性や可読性、安全に配慮した表現、周囲の街並みとの調和など「見せ方の原則」

4. 屋外広告物の「設計」または「デザイン」
設計またはデザインの課題に対し、条件に沿った提案を図面・レイアウトとしてまとめ、寸法や仕様、見え方まで含めて「実務で使える形に落とし込む力」

なぜ屋外広告物に“資格”が必要なのか

屋外広告物は、ただ目立てば良い広告物ではありません。公共の場に設置される以上、第三者への安全性・法律との整合性・地域環境への配慮が求められます。

以下のような問いに、専門知識なしに正確に答えることはできません。

⚠ 屋外広告に求められる専門的判断
強風・台風・積雪時にも倒壊・落下しない強度設計になっているか
通行人・車両・近隣建物に危険を及ぼす可能性はないか
屋外広告物法および当該自治体の条例に適合しているか
周囲の景観・街並みを損ねていないか(景観法との整合性)
許可申請が必要か、掲出可能なサイズ・種別・場所はどこか

これらを正確に判断するためには、体系的な知識と実務経験が不可欠です。屋外広告士は、こうした判断を根拠を持って行える専門家です。

屋外広告士がいる会社に依頼する3つのメリット

メリット1|法令・条例を踏まえた現実的な提案ができる

屋外広告物条例や規制内容を理解したうえで、「出せる広告・出せない広告・条件付きで可能な広告」を整理し、無理のない現実的な提案ができます。許可申請の代行・サポートも含め、法的リスクを最小化した進め方が可能です。

メリット2|安全性を前提とした設計・施工ができる

看板は設置したのち、何年にもわたり屋外で風雨や紫外線にさらされ続けます。強度・取付方法・経年劣化を考慮した設計ができるかどうかは、専門知識と経験が必要です。屋外広告士は、安全性を前提とした設計・施工の判断ができます。

また、名古屋市では、平成30年4月より一定規模以上の屋外広告物について、3年に一度、有資格者による特別点検が義務付けられています。対象となるのは、次のいずれかに該当する広告物です。
① 高さが4mを超えるもの
② 一つあたりの表示面積の合計が10平方メートルを超えるもの

屋外広告士はこの「有資格者」に該当します。したがって、屋外広告士が在籍する業者に看板を依頼すれば、設置時の安全面の検討はもちろん、設置後に必要となる特別点検についても、同じ窓口でスムーズに相談・依頼ができます。

メリット3|「知らなかった」では済まないトラブルを未然に防げる

不適切なサイズ・設置場所・無許可掲出・構造上の不備といった問題を、企画段階から検討することで防止できます。設置後のトラブル対応や行政対応の負担を大幅に減らすことができます。

東海廣告における屋外広告士の取り組み

東海廣告には、屋外広告士の資格を持つスタッフが12名在籍しています。(2026年6月現在)

屋外広告・看板広告は、初めての方にとって「何から決めればいいのか分からない」「専門用語が多くて不安」と感じやすい広告媒体です。東海廣告では、そのようなお客様にも安心して進めていただけるよう、目的や状況を丁寧に整理しながら、ひとつずつ分かりやすくご説明します。

「まずは場所を見て相談したい」「予算感を知りたい」「どんな種類の看板があるのか分からない」といった段階からでも問題ありません。看板を出す目的(集客、道案内、認知向上など)や、設置環境(道路からの見え方、周辺景観、設置条件)を確認したうえで、ご希望に合わせた広告プランをご提案いたします。

どんな小さなことでも構いません。どうぞお気軽にご相談ください。

「屋外広告士」は看板業者選びの判断基準のひとつ

屋外広告は、企業・店舗・クリニックの顔となる重要な存在です。デザインの良さだけでなく、安全性と法令を理解したうえで長く安心して使える広告を提案できるかどうかが重要です

【今回のまとめ】
屋外広告士とは、法令・安全・構造・管理の知識を持つ屋外広告の専門資格
屋外広告士がいることで、法令トラブル・設置事故・行政指導のリスクを大幅に低減できる
東海廣告では屋外広告士が在籍し、企画から管理・アフターフォローまでサポート

屋外広告・看板広告をご検討の際は、ぜひ「屋外広告士が在籍しているかどうか」という視点も、業者選びの判断材料にしてみてはいかがでしょうか。