【現場レポート】野立て看板はこうして建つ!建植作業の流れをご紹介
街中や郊外の道路沿いなどで目にする「野立て看板(別名:建植看板)」。
実はこの看板、ただ地面に立てているだけ…ではありません。安全性・耐久性・美観を保つため、現場ではさまざまな工程が職人の手で丁寧に行われているのです。
今回は、そんな野立て看板が「どうやって建つのか?」を現場レポート!普段はなかなか見ることのない建植の作業工程を、写真付きでご紹介します。
①掘削作業
まずは、看板を支える支柱を埋めるための「穴掘り」からスタートです。
図面をもとに鉄骨を仮置きし、完成形をイメージしながら、地面にチョークで掘削位置をマーキングします。

次に行うのが「はつり作業」。
“はつり”とは、コンクリートやアスファルトを削る・壊すなどの作業を指します。今回の現場は、支柱を埋める場所にアスファルトが敷かれていたため、「はつり機」という専用の電動工具を使い、アスファルトを砕いて土の地面を露出させます。

アスファルトを取り除いたら、両手で扱うスコップ(両スコ)や、先端が鋭くとがった鍬棒(すきぼう)を使って、縦に深く穴を掘り進めます。

途中、穴からは大きな石や太い鉄筋が出てくることもあるため、スムーズに掘り進められるわけではありません。それらを取り除きながら作業を続け、約1時間をかけて深さ約100cmの穴を掘り終えました。

②看板施設の組み立て
続いては「看板施設の組み立て」です。
※ここでいう看板施設とは、支柱や骨組みなど、看板の板面を支える構造体のことを指します。
ユニック車(クレーン付きトラック)から鉄骨を吊り下ろし、現場で支柱と横梁を組み立てていきます。
まずはナットとネジを仮留めし、全体のバランスや位置を調整した上で、工具(コースター・ラチェット)を使ってしっかりと締め上げていきます。

③看板施設の設置
いよいよ支柱を立てる「建植作業」に入ります。
掘削した穴に向かって、クレーンで看板施設を吊り上げて慎重に設置。このとき、複数の水平器を使いながら傾きがないように細かくチェックします。

バランスが取れたら、角材や針金を使って仮固定し、次に「コンクリート打設」へ。

穴にコンクリートを流し込み、適宜「バイブレーター」という振動を起こす機械を使い、コンクリートと水を攪拌(かくはん)します。この作業を行うことで、コンクリートの強度や密度をより高めることができるのです。

穴いっぱいにコンクリート入れ、表面をコテで整えたら、支柱についた汚れを拭き取り、最終の塗装チェックと補修を行います。当社では、看板面だけでなく、支柱や骨組みも“看板の顔”と考え、美しく仕上げることを大切にしています。

最後に現場の清掃を行い、すべての作業が完了!
これで、看板施設が安全に、そしてしっかりと設置されました。
その後、別日の施工となりましたが、きれいに看板面も取り付けが完了しました!

ただ“建てる”だけじゃない、看板づくりの技術とこだわり
一見シンプルに見える野立て看板も、実はこのように多くの工程と職人の丁寧な作業によって支えられています。看板は「ただ情報を伝える」だけでなく、「企業やお店の顔」として、見る人に強く印象を残す大切なツールです。
当社では、安全性・耐久性・美観にもこだわった看板づくりを行っております。「こんな場所に看板を出したい」「デザインにこだわった看板をつくりたい」など、お悩みやご相談があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。看板のプロが、企画から設置まで一貫してサポートいたします。
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