台風対策で事故ゼロを目指す!看板広告の安全管理について

近年、大型で勢力の強い台風が日本列島を直撃することも増えており、看板業界においても安全対策の重要性が高まっています。
東海廣告では、台風シーズンに備え、事故を未然に防ぐことを最優先とした、看板の安全管理体制を整えています。今回は、当社が取り組んでいる看板事故防止のための『台風対策』についてご紹介します。
台風対策に向けた事前講習会の実施
当社では、台風作業の事前講習会を実施。この講習会は単なる座学ではなく、現場目線での具体的なリスクの確認と行動の把握を目的とした内容です。
講習会では、以下のような実務的な内容について共有・確認を行います。
・強風時に特に注意すべき看板のリスクについて
・看板の一時撤去や折りたたみ作業の安全な手順と役割分担
・作業中に起こりうる危険やヒヤリハット事例の共有
・点検チェックリストの項目確認
これらはすべて、実際の現場の経験を踏まえて構成されている、実践的な内容となっています。
◎「現場確認」も実施
講習の一環として、実際の看板掲出場所に足を運び、現場ごとのリスクポイントをその場で確認するフィールドワークも行います。
・周囲に飛散の恐れがある物がないか
・支柱やボルトに緩みや腐食がないか
・建物や設備との干渉リスクがないか
など、点検すべきチェックポイントを実地で確認します。
看板の事前点検と強度確認
台風シーズンに入ると、当社では気象庁が発表する台風情報を日々確認し、常に最新の予測データを把握するよう努めています。
そして、実際に台風が発生し、その進路や風速が明らかになった段階で、強風の影響を受ける可能性が高い地域の看板については、優先的に点検・対応を開始します。
・取り付け金具やボルトのゆるみがないか
・看板本体や支柱の劣化、腐食の有無の確認
・看板周辺の環境変化(例:近隣の建物・樹木・電線など)
これらをチェックし、安全性に懸念がある箇所については、速やかに補強や部品の交換を行い、万が一にも事故が起きないよう対策します。
また、必要に応じて看板自体の一時撤去や折りたたみ対応も視野に入れ、現場状況に応じて判断を行います。
対象看板の一時撤去・収納
特に強風の影響を大きく受ける大型の看板については、現場の安全を最優先に考え、一時的に看板面を取り外したり、折りたたむといった対応を行います。
取り外した看板は、安全な場所に一時保管し、台風通過後に速やかに再設置を行います。
台風通過後の点検・復旧作業
台風の通過後は、看板やその周辺の被害状況を確認し、速やかに看板の再設置を行います。
また、強風の被害を受けたと思われる地域を巡回し、看板に傾きや歪みが生じていないかを目視でチェックします。修繕が必要と判断した場合には対応を行います。
安全であることが、広告としての信頼にもつながる
台風をはじめとした自然災害への備えは、屋外広告を取り扱う私たちにとって、最も重要な責任のひとつです。東海廣告では、「看板を掲出して終わり」ではなく、掲出後のアフターフォローまで含めたトータルサポートを行うことで、地域の皆さまに安心してご利用いただける広告サービスの提供を心がけています。
これからも、「安全な広告づくり」という姿勢を大切にしながら、お客様にとって信頼できるパートナーであり続けたいと考えています。