看板広告の種類は8種類!料金相場や各看板の効果を徹底解説!
看板広告は企業をアピールするのに欠かせない手段です。しかし、看板広告にはさまざまな種類があり、料金相場や効果を知りたいという人もいるでしょう。
この記事では、看板広告の種類や効果、料金相場、メリット・デメリットを解説しています。ぜひ最後まで目を通して、自社のターゲットにピッタリの効果的な看板広告を選んでください。
看板広告の種類と効果
看板広告は以下の8種類に分けられます。
それぞれの特徴とどのような効果が見込めるか説明していきます。
野立て看板広告
野立て看板広告は、自立型で地上に設置される種類の広告です。
店舗の駐車場や道端などに設置されることが多く、耐久性があり屋外でも劣化しにくいです。風や衝撃にも強く、安定性があり、移動可能なものもあります。
壁面看板広告
壁面看板広告は、建物などの壁に掲示される形の看板広告です。
大きなサイズと派手なデザインの看板を壁面に配置することで、目を引く効果が高いのが特徴です。壁面広告は目立つため、ブランドや商品の認知度向上に効果があります。
商業施設などに設置すると、特定のイベントや新商品のプロモーションなどにもピッタリです。ライトなどを効果的に配置したり、デジタル技術を使った印象的な壁面広告も増えています。
屋上看板広告
屋上看板広告は、ビルの屋上など建物の上に配置される種類の看板広告です。
目立つ場所に大きな広告を設置できるため、視認性が高いのが特徴です。一般の広告スペースとは違うため、他社との差別化や独自性を出せます。
費用は高めですが、特定エリアの不特定多数に幅広くアピールしたい場合に有効です。知名度やブランド力を高めたいときに活用できるため、高い効果が見込める宣伝手段といえるでしょう。
突き出し看板広告
突き出し看板広告は建物の外部、主に道路に面した場所に突き出して取り付けられる種類の看板です。
店舗の入ったビルや歩道、商店街の入り口などによく見られます。突き出し看板広告は店舗の場所を強調する効果があり、認知度をあげるのに有効です。
通行者の目に入りやすいため、店名や営業時間などをアピールするのに利用されます。商業地域や観光地で、店舗やイベントの案内などの情報を通行者に提供するためにも使用されます。
駅看板広告
駅看板広告は、駅・バスなどの公共交通機関の車両や施設に掲示する種類の広告です。
交通広告とも呼ばれ、公共交通機関の利用者に広くアピールしたい場合に有効です。ターゲットは通勤・通学圏の地域住民がメインで、地域特有のイベントやサービス、ビジネスなどに利用されます。
外出や通勤時にターゲットに繰り返し直接アピールできるのが強みです。看板でなくポスターなどを使用すると低コストで導入できます。
デジタル看板広告
デジタル看板広告は、動画などデジタル技術を活用した広告です。
壁面看板に多く用いられ、大画面で強いインパクトを与えることができます。リアルタイムで広告内容を変えることができるため、最新の情報提供や双方向のコミュニケーションが可能です。
デジタル看板広告は、商業施設やイベント会場、交通ハブなどでよく利用され、注目を集めている宣伝方式です。表示内容が変わっても張り替えや塗り替えする必要がないため、メンテナンスコストを気にせず最新の情報を発信できます。
電柱看板広告
電柱看板広告は、電柱・街路灯など垂直の構造物に掲示する広告です。
コンパクトなサイズで目につきやすい位置に配置され、歩行者や車からも見やすいです。電柱看板広告は、特定のエリアの住民や歩行者に直接メッセージを送る際に効果的です。
選挙ポスターやセール、キャンペーンなどの広告を簡易的な構造物に提示するものも含まれます。他の看板広告に比べ、気軽に設置できるのが良い点です。
店舗看板広告
店舗看板広告は店舗の外部に掲げられ、店舗名や営業時間、メニューなどの情報を提供します。
視認しやすい小型~中型のサイズが多く、通行者や顧客の注目を集めて直接情報を伝えるため、インパクトのあるデザインが多いです。
細かな情報も掲載できるので、地域住民の集客やブランド力を高めるのに利用されます。手書きボードからデジタルサイネージまで、予算や店舗イメージに合わせた多彩な広告を出せるのが強みです。
看板広告の種類ごとの料金相場
看板広告の料金は、広告のサイズ、種類、設置場所、広告期間などで変わります。通常は大型で目立つ場所に設置するほど高額です。
看板広告の種類ごとの料金相場は以下のようになっています。
看板広告の種類 | 製作・設置費の相場 | 広告費の相場 | 補足 |
---|---|---|---|
野立て看板広告 | 10~50万円程 | 2~20万円程 | 簡易なものから長期間使用を前提としたものがあり、価格に幅がある |
壁面看板広告 | 10~200万円程 | 5~50万円程 | 仕様や設置位置、照明の種類等によっても大きく変動 |
屋上看板広告 | 50~200万円程 | 20~60万円程 | 大型の看板を高所に設置するため設置コストが高くなる |
突き出し看板広告 | 10~50万円程 | 5~20万円程 | 仕様や設置位置、照明の種類等によっても大きく変動 |
駅看板広告 | 20~50万円程 | 15~1,000万円程 | 媒体種類・掲出期間により大きく変動 |
デジタル看板広告 | 10~500万円程 | 10~50万円程 | 映像の制作費、屋内媒体か屋外媒体かで大きな差が出る |
電柱看板広告 | 1.5万円~ | 1,500円~ | コンパクトで設置しやすいため他の看板に比べて安価 |
店舗看板広告 | 10~300万円程 | ― | 仕様や設置位置、照明の種類等によっても大きく変動 |
看板の素材やデザインによっても料金は変わります。予算と広告の目的、ターゲットに合った種類を選ぶのが肝心です。
看板広告の料金は交渉によって変動することが多いので、見積りを鵜呑みにせず積極的に交渉するとよいでしょう。
看板広告を利用するメリット
看板広告を利用する主なメリットは以下の4点になります。
広告の目的やターゲットがこれらのメリットに適合する場合は費用対効果が大きくなるでしょう。
一度制作すれば長期間使用できる
看板広告は、一度製作すれば長期間使用でき、その間ずっと広告効果が見込めます。一度の設置で多くの人にアプローチでき、持続的な広告効果が期待できるのは大きなメリットです。何度も目にするうちに自然と記憶され、必要なときに思い出してもらえます。
複数回目にするとインプット効果が高まるので、同じエリアに複数個所設置するとより効果的です。
SNS広告やテレビ広告よりも費用を抑えられる場合が多い
多数の人を対象にした広告の手段には、看板広告のほかにSNSやテレビでの広告があげられます。
しかし、SNS広告の場合は手軽に宣伝できる反面、使っている人にしか訴求できないというデメリットがあります。
テレビ広告は数百万円費用がかかるといわれているため、看板広告のほうがずっとリーズナブルに宣伝が可能です。看板広告なら予算やターゲット、目的に合わせて設置でき、掲載期間も自由に決められます。費用を抑え、効率良く宣伝したい人には看板広告が向いています。
単純接触効果を期待できる
看板広告であればどの種類であっても単純接触効果が期待できます。単純接触効果とは、繰り返し接することで深く印象付けられ、潜在的に好感をもってしまうという効果です。
例えば、通勤中などでよく目にしている店舗広告があれば、初めて行く場合でも抵抗なく入りやすく感じます。
同じエリアで長く広告を出すことで効果があがるため、他の宣伝手段と比較して看板広告のほうが高い反応が期待できます。
宣伝したいエリアを絞れる
看板広告は宣伝したいエリアを絞って、その地域の不特定多数の人に訴求することができます。
一定地域に集中して広告を出せるため、広告費用の効率化が目指せます。看板広告は日常的に繰り返しアプローチできるのがメリットです。
SNSをしていなくても届けたいターゲット層に情報を提供でき、移動中の人に店舗やイベント会場までの案内をすることもできます。地域に密着した宣伝が可能な点は、看板広告ならではといえるでしょう。
看板広告のデメリット
看板広告にはメリットだけでなくデメリットもあります。
デメリットを理解し、対策を考えることで納得のいく看板広告が設置できるでしょう。
広告効果を測りにくい
看板広告の一番のデメリットは、広告の効果がどの程度であるか測定が難しいことです。広告効果を測定するには、視認性や反応率のモニタリングが必要です。
また、広告を見た顧客がその後どう行動したのか、行動分析も欠かせません。
効果が測定できる仕組みをしっかり考えていなければ、かけた費用に対してどの程度効果が出ているかわからなくなります。クーポンや特典の利用状況を分析したり、どんな経緯で来店したのかアンケートを取るなど、できることから始めましょう。
訴求できる内容に制限がある
看板広告は、大型のものであっても掲載できる内容に限りがあります。
大型のものほど遠くから見てもらう前提となるため、見やすい文字サイズや写真サイズにする必要があるからです。細かな文字で情報を記載しても、スルーされる可能性が高くなります。
また、小型の看板広告であれば営業時間やメニューなど情報量が多くなりますが、掲載できるスペースには限りがあります。インパクトを狙う看板であれば、細かな文字はデザインの邪魔になるかもしれません。むりやり情報をたくさん載せると伝えたいことが曖昧になるので、何を伝えたいのか優先順位をつけることが重要です。
長期間使用する場合はメンテナンスコストがかかる
看板広告の大半は屋外に設置するため、天候の影響などで経年劣化していきます。劣化した看板は印象が悪くなりますから、適切な段階で修理が必要です。
そのため、長期間使用したい場合はメンテナンスや修理のコストがかかることを覚えておきましょう。
看板広告を設置すると最初に大きな費用がかかり、翌年からは支払いはありません。しかし定期的に看板をメンテナンスする計画をたて実施すると、より長く効果を持続させることにつながります。
看板広告の種類を絞って効率よく宣伝したい方は東海廣告にご相談ください
自社に最適な看板広告の種類を選び、効率よく宣伝したい方は、東海廣告にご相談ください。東海廣告は創業120年の歴史を持つ、屋外看板に特化した広告会社です。蓄積された膨大なデータとノウハウをもとに、顧客の課題に合わせた提案からアフターフォローまで提供しています。
さまざまな職種や目的・ターゲットに応じて最適の看板広告を提案できますので、まずはお気軽に無料相談をご利用ください。
東海廣告の看板広告の実績
東海廣告は、愛知県を中心に4,000社を超えるクライアントと7,000以上の自社看板枠を有しています。東海3県を対象に屋上広告から野立て看板広告、電柱広告、交通広告など多くの実績を持っています。店舗の立て看板からラッピングバス広告のような大掛かりなものまで、対応可能です。
社内でデザインから製作、アフターフォローまで一貫して行うため、コストや期間が抑えられます。壊れた際の修理や、メンテナンスなども手厚く行っているため、安心して任せられます。
これまでの看板広告の実績は、種類ごとにホームページで閲覧可能ですので、ぜひ一度ご覧ください。
看板広告を設置する流れ
看板広告を設置するには以下のような手順を踏むのが一般的です。
・広告を訴求するターゲットを決めるなど企画立案する
・適当な設置場所を調査し決定する
・各種行政申請を行う
・看板広告のデザイン・製作を依頼
・看板広告を設置する
看板広告を設置できる場所や種類にはルールがあります。看板広告の種類によっては道路占有許可や申請工作物確認申請が必要な場合があるため、あらかじめ確認しておきましょう。
企画の段階から設置場所などを相談できる看板製作会社であれば、手続きなども行ってくれる場合があります。
看板広告の種類まとめ
看板広告にはさまざまな種類があるため、広告の目的やターゲットに合わせて選択することが重要です。
種類によって料金相場や効果の出方には差があるため、費用対効果を十分に検討する必要があります。
看板広告のメリットとデメリットを理解して、デメリットへの対処法も考えておくと失敗を防ぐことができるでしょう。
看板広告は一度設置すると長く広告効果が見込めますので、うまく活用して、業績向上に役立てていきましょう。