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10052026
Category: 交通広告

愛知環状鉄道(愛環)の広告料金とその種類を解説

愛知環状鉄道(愛環)の広告料金とその種類を解説

愛知環状鉄道、通称「愛環」に広告を出そうと調べてみると、駅貼りポスター、中吊り、車内ステッカーなど、さまざまな媒体と料金が見つかります。まずは予算に収まるものを探したくなりますが、料金だけで選ぶと、想定していた人に広告が届かないことがあります。

愛環の広告を選ぶうえで大切なのは、「駅広告と車内広告のどちらにするか」よりも、「どの範囲の利用者に情報を届けたいか」をはっきりさせることです。

愛環には、1駅・1枚から出せる駅貼りポスターのほか、主要7駅を対象にしたセット広告、学生への訴求を想定した9駅のキャンパスセット、愛環車両の全40両に掲出する車内広告、1編成・2両だけに掲出する吊革広告やボディステッカーがあります。同じ車内広告であっても、広告が掲出される車両の範囲は同じではありません。

例えば、吊革広告の媒体料金は1か月8,800円(税込)ですが、掲出されるのは1編成・2両です。一方、額面上枠Cは1か月17,600円(税込)で、愛環車両の全40両が対象となります。金額には約2倍の差がありますが、それ以上に大きいのが、広告に接触する可能性のある利用者の広がりです。

最寄り駅を利用する人に店舗を知らせたいのか、岡崎・豊田・瀬戸など沿線の複数エリアへ情報を届けたいのか。愛環の広告は、この違いを整理すると選びやすくなります。愛環ならではの広告商品の特徴と料金を確認しながら、目的に合った掲出範囲と媒体の選び方を見ていきましょう。

愛環の広告選び|料金より先に「広告範囲」を!

愛知環状鉄道の交通広告は、大きく次の5つの範囲に分けて考えられます。

広告を届ける範囲 主な広告 向いている目的
1駅・1枚 駅貼りポスター 最寄りの店舗、クリニック、教室への誘導
主要7駅 A駅セット 岡崎・豊田・瀬戸の主要駅へまとめて告知
キャンパス関連9駅 キャンパスセット 学生募集、学校案内、若年層向けサービス
愛環車両の全40両 中吊り、額面、ステッカー 沿線全体で企業名やサービスを周知
1編成・2両 吊革、ボディステッカー 予算を抑えた継続掲出、車内での反復訴求

企業名を地域に長く定着させたい場合は、駅看板、八草駅のフラッグ広告、駅名ネーミングライツも候補に入ってきます。

愛環は、駅数も車両数も名古屋圏の大手鉄道ほど多くありません。だからこそ、特定の駅や1編成だけに範囲を絞った、小回りの利く広告展開ができる路線でもあります。「予算内でどこまで届けられるか」を先に押さえておくと、このあとの料金表もぐっと見やすくなります。

愛環は「通勤・通学の移動」を押さえる路線

愛知環状鉄道は、岡崎駅から高蔵寺駅までの45.3kmを23駅で結んでいます。2025年度の年間輸送人員は約1,785万人。公式の会社案内でも、沿線企業や大学・短大・高校へ通う人にとっての「通勤・通学の足」と位置づけられています。

平日の朝には三河豊田駅と新豊田駅の間でシャトル列車も走っています。この「同じ区間を日常的に利用する人がいる」という路線の性格は、広告を考えるうえで重要です。一度だけ大勢に見せるというより、通勤・通学の往復で同じ広告を何度も目にしてもらえる。駅看板や額面ポスター、車内ステッカーなど、1か月以上掲出する広告と相性がよいのはこのためです。
出典:愛知環状鉄道「会社案内」PDF3ページ、2025年度事業報告PDF1ページ

愛環23駅のうち、駅貼りポスターの対象は21駅

愛知環状鉄道線には23駅ありますが、公式の駅貼りポスター料金表でA駅・B駅に分類されているのは21駅です。岡崎駅と高蔵寺駅は、この21駅には含まれていません。

両駅はそれぞれJR東海との接続・共同使用駅にあたります。そのため「愛環の岡崎駅に出したい」「高蔵寺駅で愛環利用者に見せたい」という場合も、希望する広告枠を愛知環状鉄道が扱っているとは限らず、取扱事業者を個別に確認する必要があります。

一方、中岡崎、新豊田、八草、瀬戸市など、愛環と他社線を乗り換える駅は、愛環の駅広告としてそのまま検討できます。

愛環の駅 接続・乗換先
中岡崎駅 名鉄名古屋本線・岡崎公園前駅
新豊田駅 名鉄三河線・豊田線の豊田市駅
八草駅 リニモ
瀬戸市駅 名鉄瀬戸線・新瀬戸駅
岡崎駅 JR東海道本線
高蔵寺駅 JR中央本線

乗換駅を選ぶときは、利用者数の多さだけで判断しないことをおすすめします。乗換の途中で広告が視認できるか、改札を出た人の目に入るか、店舗へ向かう動線と重なっているか。ここまで踏み込んで初めて、「その駅でいいか」が判断できます。

愛環の駅貼りポスター料金|1駅・1枚から出せる

愛環の駅貼りポスターは、対象駅で1枚から申し込めます。新規開店、イベント告知、学校説明会、期間限定キャンペーンなど、地域と期間を絞った訴求に向いた広告です。

A駅のポスター料金

A駅は、瀬戸市、瀬戸口、八草、新豊田、三河豊田、北岡崎、中岡崎の7駅です。

サイズ 掲出期間 枚数 媒体料金
B0 7日間 1枚 8,800円
B1 7日間 1枚 4,400円
B2 7日間 1枚 2,750円

B駅のポスター料金

B駅は、中水野、山口、篠原、保見、貝津、四郷、愛環梅坪、新上挙母、末野原、永覚、三河上郷、北野桝塚、大門、六名の14駅です。

サイズ 掲出期間 枚数 媒体料金
B0 7日間 1枚 4,400円
B1 7日間 1枚 2,200円
B2 7日間 1枚 1,430円

※料金は税込の媒体料金です。デザイン費・印刷費などは別途必要となります。

B駅のB2ポスターであれば、媒体料金は7日間1,430円(税込)と、特定の地域で小さく始めたい事業者の方にも検討しやすい価格帯です。

ただ、安い駅を選ぶこと自体を目的にしないほうがよいでしょう。店舗の最寄り駅がA駅なのに、料金を抑えるためだけに離れたB駅へ出しても、来店にはなかなかつながりません。駅の区分ではなく、広告を届けたい人の生活圏から選ぶのが基本です。
出典:愛知環状鉄道「駅・車内広告」

主要7駅セットとキャンパスセット、どちらを選ぶ?

複数駅にまとめて掲出できるポスターセットも、愛環らしい広告商品のひとつです。用意されているのはA駅セットとキャンパスセットの2種類で、対象駅の考え方が異なります。

A駅セット|沿線の主要7駅へ掲出

A駅セットは、瀬戸市・瀬戸口・八草・新豊田・三河豊田・北岡崎・中岡崎の7駅にポスターを1枚ずつ掲出します。

サイズ 期間 掲出枚数 媒体料金
B0 7日間 7枚 55,000円
B1 7日間 7枚 27,500円
B2 7日間 7枚 17,600円

岡崎側、豊田市中心部、八草、瀬戸市方面まで、愛環沿線の複数エリアへ同時に情報を届けたい場合に検討しやすいセットです。複数拠点を持つ企業の採用広告や、沿線で利用できるサービス、広域から来場してほしいイベントなどが候補になります。

キャンパスセット|通学利用を意識した9駅へ掲出

キャンパスセットの対象は、中水野・瀬戸市・瀬戸口・山口・八草・貝津・新豊田・末野原・北岡崎の9駅です。

サイズ 期間 掲出枚数 媒体料金
B0 7日間 9枚 52,800円
B1 7日間 9枚 26,400円
B2 7日間 9枚 16,500円

面白いのは、9駅に掲出するキャンパスセットのほうが、7駅のA駅セットより料金が安く設定されている点です。B2ポスターで比べると、A駅セットは17,600円、キャンパスセットは16,500円となっており、駅数の多さだけで料金は決まりません。

愛環沿線には、愛知工業大学、愛知県立大学、愛知県立芸術大学、中京大学、豊田工業高等専門学校、日本赤十字豊田看護大学、愛知学泉大学・短期大学などがあります。キャンパスセットは大学そのものの広告に限らず、学習塾、資格講座、アルバイトや新卒採用、学生向け住宅、携帯電話、運転免許、金融サービスなど、学生に知らせたい商品・サービス全般にも活用できます。
出典:愛知環状鉄道「駅・車内広告」、愛知環状鉄道「路線図・沿線案内」会社案内PDF4ページ

愛環の車内広告は「全40両」と「1編成」で分けて考える

愛環の車内広告でとくに間違えやすいのが、掲出される車両の範囲です。公式の会社案内によると、愛知環状鉄道の保有車両数は40両。中吊りポスターや額面ポスター、車内ステッカーの多くは「全40両」への掲出となります。

一方、吊革広告とボディステッカーは「1編成・全2両」が基本です。どちらも車内広告には変わりありませんが、広告に接触する利用者の幅はまったく別物だと考えたほうがよいでしょう。

愛環車両の全40両へ掲出する広告

広告の種類 期間 掲出条件 媒体料金
中吊りポスター・シングル 7日間 80枚/全40両 66,000円
中吊りポスター・ワイド 7日間 80枚/全40両 132,000円
額面・上枠A 1か月 40枚/全40両 27,500円
額面・上枠B 1か月 80枚/全40両 33,000円
額面・上枠C 1か月 40枚/全40両 17,600円
額面・ドア横 1か月 40枚/全40両 66,000円
ドアステッカー 1か月 40枚/全40両 38,500円
ツインステッカー 1か月 80枚/全40両 44,000円

※料金は税込の媒体料金です。デザイン費・印刷費などは別途必要となります。

全40両に掲出する商品のなかでは、額面上枠Cが1か月17,600円(税込)と検討しやすい価格です。沿線全体で社名やサービス名を繰り返し目にしてもらいたい場合の入り口として使いやすい媒体です。中吊りポスターは7日間から掲出できるため、イベントやキャンペーン、期間の決まった採用活動にも向いています。

1編成・2両へ掲出する広告

広告の種類 期間 掲出条件 媒体料金
吊革広告 1か月 106枚/1編成・2両 8,800円
ボディステッカー 1か月 12枚/1編成・2両 16,500円

※料金は税込。吊革広告は3か月以上の掲出が必要です。広告物の製作費は別途必要です。

吊革広告は1か月8,800円ですが、最低掲出期間が3か月のため、実際の媒体料金は26,400円からになります。106枚の吊革に掲出できるため対象車両に乗った人には強く印象を残せますが、記載の媒体料金はあくまで1編成の場合であり、愛環車両のすべてに広告が付くわけではない点はあらかじめ押さえておきたいところです。ボディステッカーも同様に1編成のため、運行区間や車両運用まで含めて検討する必要があります。
出典:愛知環状鉄道「駅・車内広告」

エリアで見る愛環沿線|4つの区分で考える

愛環の23駅をひとまとめに捉えると、かえって媒体を選びにくくなります。実際の広告計画では、沿線を大きく4つに分けて考えると整理しやすくなります。

岡崎エリア(地域店舗への来店を狙う)

六名、中岡崎、北岡崎、大門などが候補です。店舗、クリニック、学習塾、介護施設、不動産など、利用範囲が地域内に収まりやすい業種では、最寄り駅のポスターや看板が基本になります。中岡崎駅は名鉄の岡崎公園前駅と近いため、乗換利用者に見せたいのか、駅周辺へ出る人に見せたいのかで枠の見方が変わってきます。

豊田エリア(通勤層への訴求を狙う)

北野桝塚、三河上郷、永覚、末野原、三河豊田、新上挙母、新豊田、愛環梅坪、四郷、貝津、保見などが続きます。三河豊田駅から新豊田駅にかけては、平日朝にシャトル列車が運転される区間でもあり、製造業をはじめとした企業の採用広告、従業員向けサービス、資格取得、住宅、自動車関連サービスなどは通勤利用との相性を考えやすい分野です。採用広告であれば、勤務先の最寄り駅だけでなく、通勤者が乗ってくる岡崎側・瀬戸側の駅にも目を向けてみてください。

八草・瀬戸エリア(乗換利用と学生を狙う)

八草、山口、瀬戸口、瀬戸市、中水野が候補です。八草駅はリニモ、瀬戸市駅は名鉄瀬戸線との乗換ができ、大学への通学利用もあります。学校案内や学生募集だけでなく、学生向け商品や若年層の採用広告も検討しやすいエリアです。八草駅には1か月38,500円(税込)のフラッグ広告もありますが、6か月以上の掲出が必要で、デザイン・製作・取付費は別途となります。

岡崎駅・高蔵寺駅(JRとの接点)

岡崎駅ではJR東海道本線、高蔵寺駅ではJR中央本線と接続します。ただし両駅は愛環の駅貼りポスター料金表にあるA駅・B駅の対象外のため、「愛環の駅だから愛環へ申し込めばいい」と考えてしまわず、広告枠ごとに取扱事業者を確認する必要があります。

目的から選ぶ、愛環広告プランの考え方

【目的①】店舗やクリニックの最寄り駅で知らせたい
まずは1駅・1枚の駅貼りポスターから検討するのがおすすめです。来店・来院できる距離にある駅を選び、駅からの距離、出口、目印、検索しやすい施設名をポスターに分かりやすく載せます。認知を長期的に高めたい場合は、駅看板もあわせて候補になります。

【目的②】岡崎・豊田・瀬戸で採用広告を出したい
沿線全体の通勤層へ届けたいなら、全40両に掲出する額面ポスターやステッカーが有力です。勤務地が特定の駅に近い場合は、その駅のポスターと車内広告を組み合わせる方法もあります。「会社名を知ってもらう広告」と「勤務地や応募条件を伝える広告」で役割を分けると、情報が整理しやすくなります。

【目的③】学生や若年層へ情報を届けたい
9駅に掲出するキャンパスセットが有力な候補です。学校案内、オープンキャンパス、学習塾、資格取得、アルバイト、学生向け住宅など、通学時に知ってもらいたい情報に活用できます。学生の募集時期や申込時期から逆算し、行動してほしい日より前に掲出を始めることが大切です。

【目的④】沿線で企業名を継続的に知ってもらいたい
額面ポスター、車内ステッカー、駅看板など、1か月以上繰り返し目にしてもらえる媒体が向いています。さらに愛知環状鉄道では、岡崎駅・高蔵寺駅を除く21駅を対象に「駅名ネーミングライツ広告」も募集しています。料金は年額440,000円から5,500,000円(税込)、契約期間は2年間。駅名看板への表示、公式サイトへの副駅名掲載、駅構内のポスター枠などが用意されており、企業名と地域との結びつきを強めたい場合の選択肢になります。
出典:愛知環状鉄道「駅名ネーミングライツ広告のご案内」

ここまで読んで「複数の候補が気になっている」という方も多いのではないかと思います。実際、業種や目的が重なる場合、最終的に1つの媒体だけで決まることのほうが少なく、駅広告と車内広告を組み合わせるケースも珍しくありません。この組み合わせ方の判断こそ、弊社へお問い合わせいただいた際にご相談いただきたいポイントです。

費用は「媒体料金+製作費」で考える

愛知環状鉄道の公式サイトに掲載されている金額は、あくまで広告枠を使用するための媒体料金です。実際の広告費用は、次のように考えます。

【広告費用の総額】
媒体料金 + デザイン・データ制作費 + 印刷・製作費 + 取付・撤去等の費用
広告 主な製作数
1駅の駅貼りポスター 1枚
A駅セット 7枚
キャンパスセット 9枚
額面上枠A・C 40枚
中吊りシングル 80枚
吊革広告 106枚
中吊りジャック両面 800枚

媒体料金自体が安く見えても、広告物を多数製作する場合は製作費がかさむことがあります。媒体料金だけを横並びで比べるのではなく、「何両・何駅に出るのか」「何枚製作するのか」まで含めて見積もると、実際の予算に近い数字がつかめます。この製作数を含めたお見積もりも、弊社までお問い合わせいただければあわせてご案内が可能です。

愛環の広告のことならぜひご相談ください

愛環の広告を選ぶときに大事なのは、「駅広告と車内広告のどちらがよいか」という二択ではありません。1駅だけに出すのか/主要7駅へ出すのか/キャンパス関連の9駅へ出すのか/愛環車両の全40両へ出すのか/1編成・2両に絞るのか 等々、この選択によって、広告が届く範囲も、必要な製作枚数も、費用の総額も変わってきます。そしてここまでご紹介してきた内容からも分かるとおり、最適な組み合わせは業種や目的、狙いたいエリアによってお客様ごとに異なります。

東海廣告では、岡崎側・豊田市内・八草から瀬戸方面といった沿線ごとの違いや、通勤・通学・乗換といった利用場面を踏まえて広告媒体をご提案しています。お問い合わせの時点で、駅や媒体が決まっている必要はありません。

「店舗の最寄り駅で知らせたい」
「豊田市内へ通勤する人に採用情報を届けたい」
「学生向けのサービスを愛環沿線で告知したい」
「全車両と1編成で、効果や費用がどのくらい違うのか知りたい」

こうした段階からでも、広告を届けたい地域、掲載時期、おおよそのご予算をお聞かせいただければ、媒体料金だけでなくデザイン・製作費を含めた総額を確認したうえで、目的に合った広告プランをご案内します。

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※本記事は2026年10月時点の愛知環状鉄道公式サイトの掲載情報を確認のうえ作成しています。料金、販売条件、掲出枚数、空き状況などは変更される場合がありますので、実施をご検討の際は、弊社までお気軽にお問合せくださいませ。