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10302023
Category: Webサイト・ホームぺージ クリニック開業 スタッフブログ

クリニックのWEBサイト「顔出し」はすべき?

クリニックのWEBサイト「顔出し」はすべき?

こんにちは、制作企画部 WEB部門の廣瀬です。

近年、クリニックの新規開業に伴うステップの一つとして、WEBサイトを作ることが一般的となりました。
しかしながら、WEBサイトに自分の顔写真を掲載することに対して、一定数の医師が抵抗を感じているのが実情です。

私自身も、不特定多数の方が見るWEBサイトへ自分の顔が載ることに、抵抗感がゼロというわけではありませんので、お気持ちは良くわかります。

ですが、WEBサイト制作のご相談で「顔写真を載せた方が良いですか?」とご質問いただいた際、私は「どうしても嫌でなければ、載せた方が良いですよ」とお答えしています。

ではなぜ、WEBサイトに顔写真を掲載することが望ましいのでしょうか。

安心感の向上で来院につなげる

顔写真の有無で大きく変わるのが、WEBサイトを見た人に与える「安心感」です。

来院したことがないクリニックは患者さんにとって、いわば中身の見えないブラックボックスのようなもの。だからこそWEBサイトを制作し、院内の様子や診療内容をオープンにすることで、患者さんの不安を和らげるという狙いがあります。

しかし、多くの人が抱える不安要素にもかかわらず、施設の写真をたくさん掲載しても、詳細に検査機器を紹介しても解消できないことが一つ、それは自分自身を診察する医師の姿。「どんな人が自分の身体を診るのか」ということです。

この不安要素を払拭するには、顔写真を載せるほかになかなか手立てはありません。医師の顔が一目見られれば「この人が診察してくれるんだ」という安心感を生むことができるのです。

もちろん、一枚の写真からでは医師の人柄すべてを知ることはできません。ですが、診療理念を伝えるにも、文章だけの情報より、その考えを持つ人物の顔が見える方が、ぐっと信頼感が高まるものではないでしょうか。

受診する“空気感”を感じられる写真もおすすめ

顔写真と言っても、カメラを真っ直ぐに見つめる証明写真のようなアングルは、緊張もしやすく、せっかくのお写真の表情が硬くなってしまうのは避けたいものです。

そのような場合には、“診察風景を切り取ったような写真”がおすすめです。自然な表情で撮影ができますし、またそういった写真の方が、患者さん自身が受診する姿を想像しやすく、来院のハードルを下げる効果も期待できます。

【参考事例】
・はんだ脳神経内科クリニック様
・勝見耳鼻咽喉科こどもクリニック様
・ほりい歯科クリニック様

さいごに

顔出しで得られるメリットは大きいですが、かといってWEBサイトへの顔写真の掲載は決して強制されるものではありませんし、顔を出す・出さないの判断はご自身の意向が尊重されるべきです。

弊社でWEBサイト制作をお手伝いさせていただく場合、医師が顔写真を掲載しないことを希望されたときには、イメージ写真を活用してご対応させていただきますのでご安心くださいませ。

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